今月に入り、ロサンジェルス郡では、無料のコロナ感染テストが受けられるようになりました。PCR検査です。症状の有無に関係なく、すべての人が、テストを受けられます。移民のステータス(合法か違法滞在か)や医療保険の保持も問われません。 34箇所で、1日10000人のテストを目指しています。テストは、鼻腔綿棒と口腔綿棒によるものがあり、前者はトレーニングを受けた医療スタッフによって行われ、後者はセルフ、自分で行うものです。無料のドライブスルーのテストは後者になります。 オンラインで翌日の予約ができるのですが、まずは、前線で働く人達、症状がある人達、高齢者の方々などが優先されるため、しばらくの間、遠慮していました。今日、症状が無い人も予約無しで、受けられると聞き、早速行ってきました。 場所は、近くのロングビーチ・カレッジの大きな駐車場。普段は、生徒の車でいっぱいで、スペースを探すのも一苦労のはずなのですが、大学の授業もオンラインで行われており、今は閉まっています。 州兵達が出迎え、車を誘導してくれます。目指すは、レーン2。 最初のブースで、窓を少し開けて、身分証明書を提示し、連絡先を伝えます。予約がある人は、予約の確認がここでされます。個人情報入力作業が終わったら、テストキットの入った名前入りの袋を受け取り、次のブースに進みます。 次のブースでは、キットの使い方を丁寧に説明されます。説明が終わったら、窓を閉めてから、マスクをはずしてサンプル採取を始めます。わからないことがあったら車のハザードランプをつけて知らせます。 まず、チューブについた大型綿棒で、扁桃腺を左右それぞれ8回ずつ擦ります。それを今度はチューブの液体の中に入れ、しっかりとふたを閉め、数回振って、専用の袋に戻して、採取終了。簡単です。扁桃腺がない人*は、3回大きな咳をして、頬の内側を擦ってサンプルを採取します。 * アメリカでは、子供のころ扁桃腺を取り除くことがよく行われていたそうです。知らなかった。 採取が終わったら、次のブースに進みます。チューブのふたと袋がしっかり閉めてあるか聞かれます。そして、窓を開けて、用意された箱にサンプル入りの袋を落として全てが終了。待つこともなく、10分もかかりませんでした。 テスト結果が出るのに3〜4日。陰性の場合は、Eメールで、陽性の場合は電話で知らされます。 久々の車での外出でした。ちょっとどきどき。予備が少なくなってきた物もあったので、日用雑貨店に寄ったのですが、入店人数の制限があり、外にはソーシャルディスタンスを保って、長蛇の列。買い物は、諦めました。感染テストの列が長いだろうと予想していましたが、列があったのはお店でした。結局、車から降りることは、一切ありませんでした。 長蛇の列の様子 https://www.youtube.com/watch?v=zQfB_tuK1C0
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どちらかというと犬派ですが、 CategoriesArchives
January 2023
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