5月25日、ミネアポリス警察の警官に拘束され、亡くなったジョージ・フロイドさんの御家族やコミュニティーの人たちに、深く哀悼の意を表します。
2019年に警察により殺害された人の数は1099人。警察により人が殺されなかった日は、昨年1年で27日間のみ。殺害された黒人の数は、白人の3倍。https://mappingpoliceviolence.org 偽装紙幣を所持していたことは、暴力的犯罪とはいえず、しかも丸腰。今回の警察の対応は過剰で不当なものです。 アメリカ各地で起こっている抗議行動は、世界のニュースになっていますが、黒人だけによるものではありません。デモ参加者はあらゆる人種、年齢、職業の人たち。黒人だけの問題とは捉えていません。ニュースは、公共施設に火をつけたり、フリーウェイで車の流れを止めたり、器物損壊や略奪しているシーンを映しますが、それらは、ほんの一握りの人たち。多くは、マスクをしてソーシャルディスタンスを守り、平和的に抗議をしているのです。 警察側は、ガスマスクに、催涙弾、ゴム弾やビーンバッグ弾(小さな袋に鉛粒がたくさん入っていて、貫通しないように調整されていますが、痛烈なダメージを与える)を携え、デモ隊を威嚇していますが、数週間前、ステイホーム命令を無視して、自粛解除を求めていた白人デモ隊に対しては、警察はただ見守るだけだったのを思い出します。 ”彼が白人だったら死んでいなかった”というデモ参加者の言葉は、悲しすぎます。でもこれが、今なお起こっている事実なのです。 コロナ感染者や死者も、公衆衛生が保てない、貧困地区に住む黒人の割合が多いです。 多くの人がこの大きな問題に声を上げています。上げてきています。そして上げ続けます。
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どちらかというと犬派ですが、 CategoriesArchives
January 2023
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