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​たまには徒然...

ベトナムの場合

5/13/2020

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                                                        累計感染者     死者
アメリカ     142万人    84,382人
カリフォルニア州  67,939人         2,770人
ロサンジェルス  34,428人    1,659人
         (1,264人増加)  (47人増加) 
​           
世界       431万人    294,000人
ベトナム     288人         0 ゼロ ‼️

5月13日時点で、ベトナムのこれまでの新型コロナウィルス感染者数と死者の数が驚きです。

地理的には、中国との国境があり、武漢からおよそ1900km。正式名がベトナム社会主義共和国。人口 9,621万人。社会主義を基本にしながらも市場経済システムをとり、GDPも安定成長、人件費があがる中国に代わって、まだ人件費が安いと世界から資本が向きつつあり、中国に次ぐ”世界の生産工場”と注目されている国。先進国ではない、人口も過密しているこの国が、新型コロナの被害を殆どうけていないのはどういうことなのか、非常に興味を持ちました。

ソーシャルディスタンスのルール、二人より多い集まりの禁止、レストランを含む必要不可欠でないビジネスのシャットダウン、食料品店での入店前の検温と手の消毒、パニック買の注意勧告、価格引き上げの禁止、労働者への経済的支援など。

ん〜、素晴らしいけど、他の国でもやっていること。

なにが違っていたかというと、まずはその対策の速さ。隣国中国で最初の感染者が確認された時点で、ベトナムは、ただちに感染抑制のための対策に動いたんです。2月1日 Nguyen Xuan Phuc  (読めない、、)グエン・スアン・フック首相は、このウィルスを”高致死率で急速かつ広大に伝染する”A級の感染病と位置づけ、6人目の感染者が出た時点で、国家緊急事態を発令しました。ちなみにトランプ政権の緊急事態宣言は、3月13日、すでに2000人近くの感染者がほぼ全州で確認された後でした。カリフォルニア州はこれより早く3月4日でした。

もうひとつ、ベトナム政府はコロナウィルス予防制御執行委員会を作り、パンデミックへの対策を加速しました。すぐに対応が全国に知らされました。全国規模の一斉の動き。情報 通信省と健康省は、個人の健康状態の報告と情報普及のためのアプリを立ち上げ、若者にも対策への協力をよびかけました。ちなみにトランプ政権は、2018年にパンデミック対応チームのトップをやめさせて以来、チームを再建していません。

素早い対応と情報を行き渡らせること、人々の協力しあう精神が根底となっています。言えば当然のことのようですが、なかなかできず、パンデミックに弱体をさらしてしまった先進国。”国民一丸となって”ということができない先進国。

WHOベトナム代表が、ベトナム政府は常に積極的に必要な行動を起こしてきていたと言っています。ベトナム戦争中の植民地支配への抵抗の時から、致死的な病気の押さえ込みに成功してきています。伝染性動物疾病の報告は、日毎、週毎、月毎、年毎、緊急連絡としてされてきているそうです。これにより、2003年のSARS発生の際、どこの国よりも早く終息させています。

同じ痛みを伴うのなら、早くから、徹底するのが、被害を最小限にするための最善策だと思います。

誰の責任だとか、研究を盗んだとか、そんな追求に時間を費やしている場合ではないでしょう。


ついでに。ここアメリカは、ベトナムからの移民が一番多くやってきている国で、ロサンジェルスがどこの都市よりも多いです。世界一大きい移民コミュニティーのリトルサイゴンもあります。(実際はとなりのオレンジ郡)ネイルサロンはベトナム人経営がだんぜん多いのです。仕事が丁寧なんですね。今現在は、ネイルサロンは、営業ができません。ネイルケアができなくてうずうずしているひとでしょう。早く開くといいですね。
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#検察庁法改正案に抗議します

5/11/2020

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私も反対です。😠

定年の延長には反対しませんし、むしろなくていいと思っています。なぜ今なのかという疑問もありますが、何より、検察の人事に政治家の裁量が入るということは、危険すぎます。検察は行政府にありながら、裁判も起こせ司法に近い。しかも日本の検察の力はすごい。それだけに、政治からは切り離されないとなりません。

この法改正では、政府だけでなく、良心や正義の名のもとにある検察組織も信頼できなくなってしまいます。

政治家の自己利潤追求のため、権力行使が間違った方向にいかないよう、声をあげましょう。

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行ってきました! COVID19テスト

5/9/2020

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今月に入り、ロサンジェルス郡では、無料のコロナ感染テストが受けられるようになりました。PCR検査です。症状の有無に関係なく、すべての人が、テストを受けられます。移民のステータス(合法か違法滞在か)や医療保険の保持も問われません。

34箇所で、1日10000人のテストを目指しています。テストは、鼻腔綿棒と口腔綿棒によるものがあり、前者はトレーニングを受けた医療スタッフによって行われ、後者はセルフ、自分で行うものです。無料のドライブスルーのテストは後者になります。

オンラインで翌日の予約ができるのですが、まずは、前線で働く人達、症状がある人達、高齢者の方々などが優先されるため、しばらくの間、遠慮していました。今日、症状が無い人も予約無しで、受けられると聞き、早速行ってきました。

場所は、近くのロングビーチ・カレッジの大きな駐車場。普段は、生徒の車でいっぱいで、スペースを探すのも一苦労のはずなのですが、大学の授業もオンラインで行われており、今は閉まっています。
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州兵達が出迎え、車を誘導してくれます。目指すは、レーン2。
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最初のブースで、窓を少し開けて、身分証明書を提示し、連絡先を伝えます。予約がある人は、予約の確認がここでされます。個人情報入力作業が終わったら、テストキットの入った名前入りの袋を受け取り、次のブースに進みます。
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次のブースでは、キットの使い方を丁寧に説明されます。説明が終わったら、窓を閉めてから、マスクをはずしてサンプル採取を始めます。わからないことがあったら車のハザードランプをつけて知らせます。
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まず、チューブについた大型綿棒で、扁桃腺を左右それぞれ8回ずつ擦ります。それを今度はチューブの液体の中に入れ、しっかりとふたを閉め、数回振って、専用の袋に戻して、採取終了。簡単です。扁桃腺がない人*は、3回大きな咳をして、頬の内側を擦ってサンプルを採取します。
* アメリカでは、子供のころ扁桃腺を取り除くことがよく行われていたそうです。知らなかった。
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採取が終わったら、次のブースに進みます。チューブのふたと袋がしっかり閉めてあるか聞かれます。そして、窓を開けて、用意された箱にサンプル入りの袋を落として全てが終了。待つこともなく、10分もかかりませんでした。
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​テスト結果が出るのに3〜4日。陰性の場合は、Eメールで、陽性の場合は電話で知らされます。

久々の車での外出でした。ちょっとどきどき。予備が少なくなってきた物もあったので、日用雑貨店に寄ったのですが、入店人数の制限があり、外にはソーシャルディスタンスを保って、長蛇の列。買い物は、諦めました。感染テストの列が長いだろうと予想していましたが、列があったのはお店でした。結局、車から降りることは、一切ありませんでした。

​長蛇の列の様子
https://www.youtube.com/watch?v=zQfB_tuK1C0​
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第二のステージ

5/8/2020

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                     感染者数     死者
アメリカ     132万人     78,198人
カリフォルニア州  60,614人     2,504人
ロサンジェルス郡       29,427人                                 1,418人
 ニューヨーク州  33万人     21,045人

今日5月8日からロサンジェルスは、ステージ2に入りました。やった!

これまで閉められていた必要不可欠でないビジネスのオープンが一部認められました。

本屋、ミュージックショップ、服飾店、花屋、スポーツ用品店、玩具屋、ジュエリーショップなどです。
ただ、ソーシャルディスタンスを保ち、お客さんは店内には入れず、外で商品を受け取ります。まだ不便!

この日曜日は母の日ですから、花屋さんには花を求めて人々がやってきていました。開いててよかった!

ゴルフ場もオープンし、マスク着用でプレイできます。大声で会話したい所です!

ハイキングトレイルもオープンし、ここでもマスクの着用は必要です。蒸れて息苦しくなりそうです!

ビジネス再開をした街の情報を耳にすると、気持ちは焦ってしまいますが、まだまだ慎重にゆっくりと進める必要があります。引き続き忍耐と緊張感を伴った、責任ある行動が必要ですね。コロナウィルスを侮ってはいけない!

YouTube レポート
https://www.youtube.com/watch?v=A_5qRe93BDc
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笑顔 2

5/5/2020

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人と人との距離が離れていっている今だからこそ、笑顔で。
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いつかは終わる。

4/29/2020

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感染者数     死者
アメリカ     106万人     61,361人
カリフォルニア州  46,500人     188,7人
ロサンジェルス郡       22,485人                                 1,056人
 ニューヨーク州  30万人     18,015人

​カリフォルニア州、そしてここロサンジェルスとも、感染者、死者の数は日々上下しつつも、大きく見ると減少傾向が続いています。そして、昨日、ニューサム知事が、ビジネス再開にむけての4段階を発表しました。

ステージ1: 
ステイ・ホームが基本で、必要不可欠な職種のみオープン
 現在の状況がこれです。

ステージ2: 
低リスクの職場の再開
・必要不可欠でない生産業(おもちゃ、家具、服飾など)
・学校
・チャイルドケア施設
・外での受け渡しとなる小売店
・在宅勤務が難しいオフィス など
 何週間かのうちに可能になるだろうと言われています。

ステージ3: 
濃厚接触がある高リスクの職場
・ヘアサロン、ネイルサロン
・ジム、フィットネス
・映画館
・観客無しのスポーツイベント
・宗教的集まり、結婚式   など
 こちらは、何ヶ月かかかると言われてます。
 でも、ヘアカット、スポーツ再開、楽しみです。

ステージ4: 
外出禁止令解除
・コンサート
・コンベンション
・観客ありのスポーツイベント  など
  こちらは見通しは先です。

そして、再開のために大切な6つのキーとなる基準も発表されました。
ー テストの拡充と陽性者の接触追跡
ー 高齢者、ホームレス、免疫疾患者などの弱者の保護
ー 万が一の感染拡大に対応できる医療施設と装備の確保
ー 研究病院と研究機関による治療法への取り組み
ー ビジネス、学校、その他の公共エリアにおいて必要な距離の確立
ー 必要に応じて、より厳しい対策に戻れる体制

余波に備えながら、慎重に前進していきます。逆境の中で、人々は、学んでいます。

ロサンジェルスは、まもなく、大都市として初めて、症状有無関係なく、全ての市民に無料のPCRテストを行います。

​数字がゼロの、なんでもなかった日常が本当に待ち遠しいです。

YouTube レポート

https://www.youtube.com/watch?v=L9VDx8pVMpI

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知らなかった。

4/29/2020

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COVID-19

新型コロナウィルスのことを、アメリカでは、COVID-19  コヴィッド19とよんでいます。

Coronavirus Disease 2019   (コロナウィルス病2019年) の略ということ。

医学術的で複雑な病名の頭文字がなにかだと思っていました。発症は中国で昨年の12月でした。

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ぜーんぶ、ただ

4/23/2020

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先立つものがないなら、それを必要としなければいいのでは。なんでもお金がかかるのであれば、なんでもお金がかからないようにすれば。そんな世の中って可能でしょうか。

多くの人が職を失って、不安を抱えて暮らしてる今、すべてをただにしてしまったら。

レストランのウェイトパーソンをしていたAさん、レストランが店じまいとなり、お給料がありません。食事をするお金がありませんが、食品が無料で配られています。スーパーの食品も無料です。農家が無料で野菜や果物を提供。農地や農業機器は無料で使えます。あらゆる食品は、無料で生産工場から提供されます。工場の施設、機材は無料で使えます。食材は農家から無料で提供されます。Aさん、家のローンを払うお金がありません。ローン会社が、支払う必要がありませんと言ってきました。Aさん、腰を痛めていて、医者にかかりましたが、診療代も薬代も無料でした。病院施設の運営に費用はかかりません。薬品も無料で提供されます。Aさんの子供たちもは無料でオンライン授業を受けています。本や文房具も無料で送られてきます。

スーパーの従業員のBさん、農家のCさん、工場で働くDさん、ローン会社のEさん、医者のFさん、製薬会社のGさん、先生のHさん、出版社のIさん、皆さんAさんと同じで、お給料がありません。しかし、Aさんと同じで、食事、住まい、医療費、教育費、すべて無料です。

良識でもって、こんなのでやっていけないでしょうか。すべてただ説を論破してみてください。




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バーバラ

4/21/2020

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4月21日時点
          感染者      死者
アメリカ      823,081人     45,065人
カリフォルニア州   36,704人     1,268人
ロサンジェルス郡   15,240人      663人
ニューヨーク州    25,169人     14,828人

昨日今日で、カリフォルニア州の感染者数がどんどん増えていきました。瞬く間に、という感じで。ロサンジェルス郡においては、一気に1,400人も増えていて、ずっと横ばいの折れ線グラフが、いきなり急上昇です。これだけみると、いったいこれは、、、こんなにみんな頑張っているのに、、、と意気消沈してしまいそうです。

ロサンジェルス郡の公衆衛生局バーバラ・フェレール局長は、言いました。ここにきて一気に加速してきた感染検査の結果を、即時に集計できな地域があり、その報告の遅れが、数字に表れていると。なるほど、想定範囲内であったのか。

バーバラは、(バーバラと呼ばせてください。)どんなシビアな報告でも、柔和な表情で割とさらりと言う人です。別の言い方をするとさばさばしているというか。毎日の記者会見*で、感染者数、死者数など細かく報告してくれますが、表情があまり変わりません。たいがい、”ハイ、みんな〜😎😘、元気にやってる〜😋😍?”みたいな、カジュアルな笑みです。会見前や後、いや途中でも、鼻歌でも歌ってそうな。どんな状況でも、この人は、平常心でいられる人、危機的状況のときにいたっても冷静でいられる人と思ってしまう。それでいて、窮地においこまれている人たちへの思いやりや、亡くなった方への敬意も忘れない。それもさらりと、でもどこか優しい。なので、彼女をテレビでみると、ほっとする人が多いはず。局面だけみて、パニックにならないよう、いろんな側面から、状況を把握し、事実を的確に伝えてくれる人。彼女の言うことを聞いておけば、大丈夫とさえ思わされてしまう。

州機関であるCHHS  California Health & Human Services Agency が、様々なデータを出しています。ひとつの数字でもって、ドラマティックに見る人を動揺させる近視眼的なニュースやコメントが多い中、おちついて、多面的な視野で状況をみることは大切ですね。
https://data.chhs.ca.gov/dataset/california-covid-19-hospital-data-and-case-statistics

バーバラ、多くの政策現場の方々、医療現場の方々、お疲れでしょう、睡眠不足でしょう、食事もゆっくりとれないでしょう。私たちは、しっかり寝て、ゆっくり食事をとっています。言われた通りに、家に居ながら。


* 会見場には記者達はいません。記者からの質問は電話です。

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向かって左がバーバラ
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マスク

4/19/2020

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花たちは、人々の生活の変化に気づいているのでしょうか。きっと、空気がきれいになったことや、陽射しの色がちがっていることには気づいているはず。とても嬉しそうに咲いてます。人々がマスクをしているのには、気づいているかな。
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​アメリカでは、マスクをしている人を見かけるのは、病院や工事現場、生産工場くらいだったような。お店でも売られているのは見かけませんでした。コロナ感染が広がり始めた頃も、マスク着用は意味がありませんと言われていたし。それが最近、マスクを着用したほうがいいらしいと言われ始め、さあどこで買えるか皆目見当がつかない人が多く、まずは、ホームセンターかオンラインかと、戸惑ったようです。

今では、感染拡大が問題となっている都市では、店員のマスク着用が義務付けられています。ロサンジェルス郡の一部の市では、外にいるだけで、マスクを義務付けているところが増えてきました。マスクをつけていないと、入店を断るお店がほとんどになってきています。バンダナで代用や、手作りマスクをつけている人も多く、ここにも個性が見られます。

マスクなんてと言っていた人たちが、皆つけています。この大胆な柔軟性も、大きな力です。
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    どちらかというと犬派ですが、
    猫が気になります。山本美和

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